【第1回公認心理師試験・問55】
向精神薬とその副作用の組合せで、正しいものを2つ選べ。

々撹坩駄一身体依存
炭酸リチウムー甲状腺機能冗進症
H鹹蠏森垣鎖隻駄一体重減少
ぅ瓮船襯侫Д縫如璽函漆欲冗進
チ択的セロトニン再取り込み阻害薬<SSRI>−賦活症候群








正確な言い方ではないが、公認心理師が知ることになるであろう、抗統合失調症薬、抗うつ薬、抗躁薬、抗不安(不眠)薬、抗ADHD薬(*繰り返すが正確な言い方ではない)の全てが出揃った問題である。ただ良い「効用」を問うのではなく、悪い「効用」を問う形式だったので、もどかしさを感じた受験生も多かったのではないか。解答用紙を確認したところ、私は,魯汽ッと選択し、△鉢イ婆造辰堂燭箸イ鯀択していた(笑)。例によって聞いたことがない単語(知識)が入っている△聾枯罵僂料択肢なのかもしれない。

【代表的な向精神薬の副作用】
 抗精神病薬
→ 錐体外路症状(振戦・ジストニア・アカシジアなど)
→ 抗コリン作用(口渇・便秘・排尿障害など)、体重増加など。

 抗うつ薬
→ 抗コリン作用(口渇・便秘・排尿障害など)など。
→ 特にSSRI (>SNRI)は、 嘔気、中断症候群(めまいなど)、賦活症候群(*)など。

*不安・焦燥・敵意・衝動性・易刺激性などを生じ、自傷・自殺や他害のリスクを高める

抗不安薬、睡眠薬
(ベンゾジアゼピン系)
→ 眠気、ふらつき、離脱症候群身体依存)。

+α メチルフェニデート
→ 交感神経刺激作用があるため食欲は低下する。

<参考文献>
『第1回公認心理師試験問題と解説』(学樹書院)

【問55】
 抗不安薬一身体依存

 炭酸リチウムー甲状腺機能冗進症
→ 状腺機能「低下」症に影響する。*これは難易度が高い。

 非定型抗精神病薬一体重減少
→ 抗コリン作用で、逆に体重「増加」

 メチルフェニデートー食欲冗進
→ 交感神経を高め、逆に食欲「減退」

 選択的セロトニン再取り込み阻害薬<SSRI>−賦活症候群


【総評】
第1回は向精神薬の副作用を問う問題であった。「効用」の内、ネガティブな方を問うた問題であった。出題者は公認心理師に副作用による「症状」を知っておいて欲しかったのではないか。なお、時間がある方はポジティブな方も解説してあるこのブログでまとめた、ブループリントの「22 精神疾患とその治療 (2)向精神薬をはじめとする薬剤による心身の変化」を参照していただければと。