これで公認心理師試験系の記事は最後となる。最後は何だか覚えにくい精神医学系のカタカナ語を独断と偏見で10個集めてみた。あくまでも私の場合の覚えにくさなので,簡単な人にとってはどうということはない単語かも。

1.サルコペニア (125頁)

加齢により運動神経伝導速度は低下し骨格筋の筋肉量減ること

2.フレイル (125頁)

加齢により心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し,複数の慢性疾患の併存などの影響もあり,生活機能が障害され,心身の脆弱性が出現した状態

3.パラソムニア(睡眠時随伴症) (154頁)

入眠前,睡眠中,睡眠からの覚醒時に生じる不快な身体的現象

→ ノンレム・パラソムニアとしては錯乱性覚醒,睡眠時遊行症, 睡眠時驚跨症などがあり,深睡眠期に発生し,本人の記憶はない

→ レム・パラソムニアとしてはレム睡眠行動障害(男性に多く,レビー小体型認知症への移行もる),反復弧発性睡眠麻簿,悪夢障害などがあり,本人は記憶できる

4.ミオクロニー発作 (158頁)

体の一部あるいは全体が一瞬ピクンと動く

5.アカシジア (166頁)

じっとしていられず,落ち着かなくなる.(*錐体外路症状

『公認心理師必携テキスト』(学研)

6.急性ジストニア (166頁)

顔や首が強くこわばる,首が反り返る,目が上を向いたまま正面を向かない (眼球上転),舌が出たままになる,ろれつがまわらない,体が傾く,手足がつっぱるなどの症状をいう.(*錐体外路症状

『公認心理師必携テキスト』(学研)

7.遅発性ジスキネジア (166頁)

抗精神病薬などを長期間使用していると出現する,自分では止めらない,または止めてもすぐに出現する動き (繰り返し唇をすぼめる,舌を左右に動かす,口をもぐもぐ、させる,口を突き出す,歯を食いしばる,目を閉じるとなかなか開かずしわを寄せている,勝手に手が動いてしまう)などの症状をいう.(*錐体外路症状

『公認心理師必携テキスト』(学研)

7.プレコックス・ゲフュール (臨床心理士資格試験過去問)

統合失調症をもつ人と相対した時に,観察者に起こる特有の感情。「何となくいやな感じ」や「お互いに心が通じない感じ」などと表現されることもある。

『臨床心理士試験徹底対策テキスト&予想問題集』(ナツメ社)

8.カタレプシー (臨床心理士資格試験過去問)

受動的に取らされた姿勢を保ち続ける症状

『臨床心理士試験徹底対策テキスト&予想問題集』(ナツメ社)

9.セネストパチー (臨床心理士資格試験過去問)

身体医学的に理解することができない奇妙な感覚と,身体の変容の確信に基づいた訴えを執拗に繰り返すものをいう。例えば,「歯が伸びて,体の中をかき回す」などが挙げられる。

『臨床心理士試験徹底対策テキスト&予想問題集』(ナツメ社)

10.肝チトクロムP450酵素 (163頁)

肝臓においてほとんどの向精神薬は,肝チトクロムP450 (CYP) 酵素により代謝される。