H%は,[人間全体反応(H)+ 非現実的人間全体反応((H))+ 人間部分反応(Hd)+ 非現実的人間部分反応((Hd))]÷ 反応数(R)× 100で算出される(通常は,13〜35%)。ただし,エクスナー法では,Rで割らないで,All Hとして見るようである。All Hが[ あ ]以上のときは,他者への不信感や[ い ]を表し,All Hが[ う ]以下のときは,他者への関心が低く[ え ]を避けようとする。*Hや(H)の内容が明るい場合は,他者に好意的な態度を示し,(H)が多いと,自己概念が体験よりも空想に基づいていて,他者概念は架空のものとなる。





あ 8

い 警戒心

う 2

え 対人関係

臨床心理士資格試験の過去問では必ず出てくる指標の1つである。H%で聞かれることはなく,Hが単独で問われる場合が多い。

H(人間全体反応)2〜4

他者との現実の対人関係を示す。成熟性,他者への関心,感受性の指標とされてきた。 1以下だと抑うつ気分,他者への関心の欠如,敵意を表す。 0だとアイデンティティや自己イメージに問題の存在,対人関係を避ける傾向や,他者との人間関係を適切に扱う技能の欠如を表す。 5以上だと,自意識の過剰人間関係に過敏であることを表す。

(H)(非現実的人間全体反応)1〜2

現実の人間関係で傷つきやすく,空想への逃避に関連する。「神様」「観音様」などの宗教的色彩のある(H)は,統合失調症群に多い。

Hd(人間部分反応)0〜1

他者の意図についての不安を示す。「」への固執は,他者の動機への過敏さ,猜疑心,劣等感を反映するとされる。Hd >Hであると,他者と自分の関係を気遣い,警戒心が強いことを表す。*臨床心理士資格試験の過去問では「目」はよく出てくる。

(Hd)(非現実的人間部分反応)0

特に決定的な解釈はないようだ(笑)。とにかくHの解釈だけはきちんと覚えておいた方が良い。