多職種連携及び地域連携による支援の意義を説明できる。

・公認心理師は対象者の心理面だけを扱うのではなく,対象者の[ A ]が保持増進されるために,関係分野との連携が必要不可欠であるといえる。

チーム医療について説明できる。

・医療行為が前提となって主治の医師があるときは,チーム医療の観点からも,生物心理社会モデルの観点からも,要心理支援者尊重の観点からも,主治の医師の治療方針を公認心理師が承知し,尊重するという意味で,その[ B ]を受けることが求められる。なお,[ B ]を受けるとしても,要心理支援者の心情を尊重することが前提である。

多職種連携及び地域連携に必要な共通言語について説明できる。

・法で定められている多職種連携及び地域連携を的確に行うためには,秘密保持義務を保ちつつ,関連分野の関係者との情報共有をするだけでなく,その時点での[ C ]を共有することが重要である。そのためには日常の共通言語による情報共有が欠かせない。

 [ C ]の共有により,主治の医師の治療方針が公認心理師の業務にも適切に反映され,関連する分野の支援が相乗効果をもって要心理支援者のためになることが期待されるからである。


『公認心理師現任者講習会テキスト』(金剛出版)より



何だかちぐはぐな回答となっているが,テキストの文章を反映させるとこうなった(言い訳!?)。この辺の法律的根拠は,第42条だろう。

A. 心の健康

→ 対象者に対して,関連する分野からの支援が総合的かつ適切に提供されるように,対象者にとって身近な機関や団体である地域の関係者等との連携が必要である。

B.指示

→ 何とも説明になっていない・・・。

C. 心理アセスメント

→ 結局,「必要な共通言語」とは何だったのか(笑)。DSM-5とか?ICD-10とか?

【補足】
 そもそも多職種からなるチーム医療が成立した背景には,医師や看護師など医療専門職の技能が高度化し,専門分野が細分化したことや,生物一心理-社会モデルにスピリチュアルな面も含めた全人的なケアへの志向などがある.そして質が高く,安心・安全な医療を求める患者・家族の声が高まったことも要因にある.その一方で,医療の高度化・複雑化に伴う業務の増大により,医療現場の疲弊が指摘されるなど,医療の在り方が根本的に問われる時代となり,より一層チーム医療への期待が高まっている.

 チーム医療とは医療に従事する多種多様な医療スタッフが,各々の高い専門性を前提に,目的と情報を共有し,業務を分担しつつも互いに連携・補完し合い,患者の状況に的確に対応した医療を提供することを意味する.

『公認心理師必携テキスト』(学研プラス)より