【オリジナル問題】

1.三次的援助サービスとは「すべての子ども」を対象に行う発達促進的,予防的な援助サービスである。

2.役割的ヘルパーとは職業上の複数の役割に関連させながら,その一つあるいは一側面として心理教育的援助サービスを提供する者である。

3.マネジメント委員会は,教育相談担当・特別支援教育担当,養護教諭などコーディネーターの役割をもつ教員,管理職などから構成され,困難な事例に関する学校レベルでの援助サービスのコーディネーションを行う委員会である。

4.スクールカウンセラーが教師らのチームで事例検討するときの枠組みでは子ども(個人),環境子どもと環境の相互作用に焦点を当てる生態学的アセスメントを基盤とする。




□ 3段階の心理教育的援助ザービスについて概説できる。

*以下に述べるが,3段階の心理教育的援助サービスの他にも4種類のヘルパー(問題2),3段階の援助チームもある(問題3)。

1.誤り(☓)。説明文は一次的援助サービスのこと。

・二次的援助サービス:登校しぶり,学習意欲の低下,学級での孤立など,学校生活で苦戦し始めている,あるいは転校生など苦戦する可能性が高い一部の子ども」の援助ニーズに応じる援助サービス

・三次的援助サービス:不登校,いじめ,非行,虐待などの問題状況により特別な援助ニーズをもつ「特定の子ども」への援助サービス

2.誤り(☓)。説明文は複合的ヘルパーのこと。例えば教師がこれに相当する。

ボランティア的ヘルパー:友人地域の隣人など,職業上や家族としての役割とは関係なく,自発的に子どもや教師,保護者への援助を行う者

役割的ヘルパー:役割の一つあるいは一側面として心理教育的援助サービスを行う者である。保護者は親としての役割と援助者としての役割をもつ。

*複合的ヘルパーとどう違うのかはイマイチ謎。

専門的ヘルパー:心理教育的援助サービスを主たる仕事として専門的に行う者である。1995(平成7)年文部科学省の事業でSCが導入され,そして2015(平成27)年「チーム学校」において専門スタッフとして位置付けられた。

3.誤り(☓)。説明文はコーディネーション委員会のこと。

・マネジメント委員会(企画委員会,運営委員会など):校長・副校長,教頭,主幹などから構成され,学校全体の教育活動の計画や援助サービス (例:SCの評価・採用)など,学校の経営に関する意思決
定を行う。

個別の援助チーム:個別の子どもへの援助チームは,苦戦する子どもの保護者・担任・コーディネーター・SCなどから構成され,子どもの問題状況・危機状況の解決をめざす援助チームであり,子どもの問題状況が解決すると解散される。個別の援助チームは,その開始時期や終了時期,開催の頻度やメンバーなどについても子ども一人ひとりの状況に応じて作られ,時には当事者である子どもを含んで行うこともあり,教師や保護者,専門スタッフがそれぞれの専門性を活かして行う「相互コンサルテーション」という機能も持つ。

4.正しい(◯)。