少年法(平成19年11月1日施行の改正を含む)の規定に関する次の記述のうち,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,下のa〜eの組み合わせの中から最も適切なものを一つ選びなさい。

A. 犯罪少年とは,14歳以上18歳未満の犯罪を犯した少年である。

B. 家庭裁判所は,少年の最終的な処分を決定する機関である。

C. 14歳以上の非行少年は,まず家庭裁判所に送致される。

D. 14歳未満の少年は,少年院に送致することができない。






A 誤り(×)。「犯罪少年とは,14歳以上20歳未満」が正しい。

【橋口(2018)追記】
*非行少年3分類
1.犯罪少年・・・14歳以上20歳未満の者

2.触法少年・・・14歳未満で法に触れる行為をした者

3.ぐ犯少年・・・犯罪を犯すおそれのある20歳未満の者

*4つのぐ犯事由

1.保護者の正当な監督に服さない性癖がある

2.正当な理由がなく家庭に寄りつかない

3.犯罪歴のある者,不道徳な者と交際する,または,いかがわしい場所に出入りする

4.自己または他人の徳性を害する性癖がある

> 1つ以上該当し,将来罪を犯すおそれがあること(ぐ犯性)

B 正しい(○)。

C 正しい(○)。

D 誤り(×)。平成19年の改正(*)により, 14歳未満の少年の少年院送致(*3つある保護処分の内の1つ)が可能となっている。

【橋口(2018)追記】
少年犯罪で検察庁が出てくる場面は2つある。

犯罪少年 → 検察庁(順送!?) → 家庭裁判所(審判前)

家庭裁判所(審判後) → 検察庁(逆送) → 地方裁判所

禁錮以上の犯罪の場合(殺人とか)

おおむね12歳以上(±1歳) 
→ 11歳,12歳,13歳は「触法」少年だから普通は家庭裁判所の審判は保護処分とかなんだけど,ことがことなので審判をやってみて,検察官送致(逆送)△してもよい

16歳以上         
→ 「犯罪」少年で普通は直接家庭裁判所送致なんだけど,ことがことなので一回検察官送致,鬚靴討ら,本来送致するべき家庭裁判所へ送致する。