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動機づけ面接法を一言で言うと

葛藤状態を解消し,行動への動機づけを高める

ということみたいだ(講師の先生談)。

葛藤状態がない人は対象外で,スキル不足には対応できないという面があるらしい。

特徴としては

「来談者中心療法」と「行動療法」の特徴を併せ持つ

みたいだ。

まあ,ここから前者のような「思想系」と後者のような「技法系」の対立が内部であるらしい(笑)。

技法としては

「間違い指摘反射」現象と「分化強化」を用いて「自己動機づけ発言」を増やしていく

みたいだ。

思想としては

>建設的な気持ちを持っているという性善説,自己決定を援助する,自分の「評価」を棚上げする

みたいなのがありそうだ。

話にも出てきたが,目標選択の基準は技法から出すのはちょっと難しいかもなぁ。

まあ,たぶん技法系からみると思想系のはもどかしく,思想系からみると技法系が表面的に感じるのではないだろうか。

私自身が感じたのは,要するに「間違い指摘反射」や「聞き返し」などを使って多くの話をしてもらって,多くの話の中で出てきた建設的な側面を「分化強化」で強化するという感じなのだろうか。

まあ,建設的な側面に注目するという例のパターンに私が同化させてしまったのかもしれないが(笑)。

なお,動機づけ面接でも共感や是認が重要らしいが技法派は疎かにしがちらしい(笑)。

講師の先生の話は実に分かりやすかった(まだお若いがこれからこの分野でビッグになる予感がする方だった)。

動機づけ面接法の「課題」も開陳され,こういう話は大きな会とかでは話しにくいところかもしれず,何だかお得であった(「課題」がわかるのは「惚れ込んだ」あとで,ある程度やりこまないと無理なのだ)。

なお,講師の先生のオススメ本は,

動機づけ面接法―基礎・実践編
ウイリアム・R. ミラー
星和書店
2007-06-01

であった(動機づけ面接法の開発者の本みたいだ)。