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1.7 というわけで、『致知』の二月号を読了した。いやはや、今回も良かった。いつものように目頭が熱くなる箇所があった(T_T)。

さて、今回は、p20からの「日本の文化力が世界を導く」(川勝平太さん)のが、考えるヒントを提供してもらえた感じである。

川勝さんは、首都から時代名を採る慣行に従って現在を「東京時代」と位置づけ、次の時代を「ポスト東京時代」と名付けていた。

何でも、国力を考えるには、軍事力、経済力、文化力の3つがあるとし、東京時代の前半は、軍事力、後半は、経済力に軸足があったが、ポスト東京時代は、文化力に軸足を移さねばという論だった。

なお、日本は、室町時代に、東洋文明を、東京時代に、西洋文明を輸入し終わっているとのことだった。

また、「文化は、「生き方」であり、地球環境時代の価値は、美である」とのことで、「これからの文明は、「美の文明」であり、人では、「生き方」、モノでは、「環境との調和」である」とのことだった。

なるほど・・・。

この辺は、まさに、「超プロ」である船井幸雄さんや藤原直哉さんが、予測しているのと似たような路線のように感じるが、どうだろうか。

エヴァへの道―地に足をつけ、ゆったりと、21世紀に向かおうエヴァへの道―地に足をつけ、ゆったりと、21世紀に向かおう
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川勝さんは、「モデルは外にはありません。フロンティアは日本の中にある」と書いているが、これは、私も、同感である。

「私は時として、日本を開国して外国の影響を受けさせることが、この人々の普遍的な幸福を増進する所以であるかどうか、疑わしくなる。

私は、質素と正直の黄金時代を、いずれの他の国におけるよりも多く日本において見出す。」

ハリス提督(談)

(たぶん)日本滞在記 上 (1) (岩波文庫 青 423-1)より

とあるように、実は、江戸時代にして、すでに、いい線いっていたのだが、植民地化されては、まずいと、東京時代になって、「頑張って」しまったのが禍してしまったのかもしれない。

まあ、時代が時代だっただけに、植民地化を免れるためには、致し方なかった感はある。

ということは、モデルは、江戸時代、いや、日本の「雰囲気」と合ってきたものにあるのかもしれない。それは、「四書五経」などの読み継がれてきた古典の中に、ヒントが眠っている可能性が高いと思われる。

四書五経一日一言―志を高め運命を高める四書五経一日一言―志を高め運命を高める
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