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コードギアス 反逆のルルーシュ volume09 (最終巻)
まで見終わった。戦争ものであるため、やはり、ところどころで切ない・・・。どちらにも「正義」があるのは、戦争ものの皮肉ではある・・・。

「私は正しい」→「相手は間違っている」というパスまでは、たぶん、いいとは思うのだが、そこから「相手を攻撃しよう」となるか「いや、ということは俺のも間違っているか」となるかが大きいように思える。

それにしても、行動生態学的に「淘汰」で考えてみると、「相手を攻撃しよう」遺伝子と、「いや、ということは俺も間違っているか」遺伝子があるとすると、戦争によって生存するのは、前者であることになる。

ということは、その遺伝子が次の世代に受け継がれて広まっていくわけだから、戦争をなくす云々は、ちょっと無理な相談になってくるのかもしれない。

ちなみに、ワールドカップサッカーの応援を見ていると、「ああ、こっち側の遺伝子も問題だな」と考えてしまうのであった(大衆が忘我になるという意味で)(ちなみに、私も楽しんではいるのだが)。

私はたぶん、非国民として特高警察に捕まるか、敵前逃亡とかで銃殺かになるのかなぁ、いや、そこまでの信念はなさそうだから、居直って、職業軍人として、生き残るために(正確には死にたくないので)ちゃんと、「殺人」(戦争なので軍人相手なら合法になる)をしてくるのかもしれない。